2005年3月26日土曜日

口の悪さ


私は口が悪い。男ばかりの職場で働いているからではない。元からである。
今では皆慣れて、何を言おうがさほど驚きもしないが、コマツなどは入社当初は驚きの連続だったという。
賄いで、コマツが初めてハンバーグを作ったのを食べて私は、「何よこれ、肉丸めて焼いただけだろ」と言って、味噌汁を飲んだかと思えば、「しょっぺー」と言ったという。
仕舞いには、コマツは今でこそ太っているが、入社当初はあばらが見えるほど痩せていたので、それを見て私は「オマエ顔デカくて四角いのに、体は貧相だなー」と言ったという。
確かに全部言った覚えはあるが、そんなに酷い言い方をした覚えはない。しかしコマツの話だけ聞くと、何と私は血も涙もない人間なのか。少し考え直さねばならぬ。

とは言っても明日の朝にはまた忘れて、暴言を吐いているはずであるが。

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