2005年5月31日火曜日

はしご

東京に住んでいる友人が帰省していた。
友人はスープカレーが大好きである。東京にはまだまだスープカレー屋は少ないらしく、帰って来る度に私は、スープカレー屋の2件はしごを余儀なくされる。今回も例外ではなかった。
1件目はまだ良い。腹も空いているのですいすいと食べれる。問題は2件目である。
合間があると、腹が膨れてきてしまう為、1件目と2件目は地理的に近い方が良い。
今回も短時間で移動を済ませ、2件目のカレーを食したが、半分食べた辺りで非常に苦しかった。いつもここからが正念場なのである。ただ無心で食べるのみである。なんだかんだ言いながら全部食べてきたが。

友人は、「こんな事に付き合ってくれるのはノムラだけだ」と言っていた。それは誉め言葉か。

2005年5月30日月曜日

歓迎会


マリコの歓迎会が行われた。久々に皆揃っての飲み会であったので、かなり浮かれている者が何名か居たが、最終的に潰れる者は居なかったので一安心である。飲み会では、潰れてなんぼだと思って居る者が数名おるので、毎回気を抜けないのだ。
私も友人と飲みに行く時は、人一倍皆に迷惑をかけるが、店の若い衆は口ほどにもなく酒が弱いので、私が酔う前に必ず誰かが泥酔している。
焼肉屋に始まり、お次は例の如くカラオケである。マリコが異常にカラオケが上手いのでびっくりした。もっと聞きたかったが、大吉とまっつんのオンパレードに阻まれ、あまり歌ってもらえなかった。
朝までカラオケで楽しんで帰ったのだが、ナカイは朝から嫁と山菜採りに出かけると言っていたので、あのような時間に帰り、嫁にこっぴどく叱られたに違いない。

2005年5月29日日曜日

100日


社長夫妻のお子様、百日のお祝いである。
店に来る時は、本当にいつも大人しく、泣いてる所など、ほんとんど見た事がない。しかしお二人共、口を揃えて「家ではひどいのに」と仰っていた。

お子も、もちろん可愛いが、イチコさんも相変わらずお綺麗です。

2005年5月28日土曜日

パーティー


今日は結婚パーティーが行われた。
大きなケーキをヤスが作った。私は隣りでかんかん口は挿むが、手伝わずにいた。いつもの事であるが。
ケーキ入刀の際、写真を撮らせて頂いた。お幸せそうで何よりである。
とても賑やかで、楽しそうなパーティーであった。
末永くお幸せに。

2005年5月26日木曜日

チーズケーキ


ナカイが休日を利用し、実家帯広に帰省していたのだが、土産を持って今日帰って来た。
彼は昔、横浜に旅行に行った時に買ってきた土産が、びっくりする程まずかった事があった。それ以来私は、ナカイが土産を買う様な土地へ行く際には必ず「変なもん買ってくんなよ」と、一言言うようにしている。
今回は帯広であったので、「クランベリーのスイートポテト以外の物ね」と指定した。スイートポテトは、先日食べたばかりであったからだ。どこまでも自分中心の私である。
大きいチーズケーキを買ってきてくれた。ヤスの顔より大きいではないか。
「買う時に大と小があり、ふとノムリンの顔が浮かび、大にした」とナカイが言っていた。

私一人で四分の一は食べたであろう。ありがとう。

2005年5月25日水曜日

新人マリコ

マリコは日本人とは思えない顔立ちをしている。目が大きくて、色が白くて、ロシア人を思わせる。お客様にも「あの子は日本人かい?」と言われる程である。
それほどまで外国人ぽいのであるから、両親もさぞ端正な顔立ちであろうと思い、聞いてみた所、「両親は普通です。生粋の日本人という感じです」と言っていた。突然変異で生まれた子供であった。

うちの大奥、イチコ様はマリコに初めて会った時「うわー目大きいね、顔からはみ出しそうじゃん」と言っていたらしい。顔からはみ出るとは、さすがである。

2005年5月22日日曜日

こちら葛飾区亀有公園前派出所

大吉がシラキの事を「両津、両津」と呼んでいた。
何故、両津なのかと聞いてみた所、「シラキ君、腕毛濃いから」と言う。あまりにも短絡的過ぎる発想に、私が大笑いしていると、たたみ掛けるかのように「あ、ノムラさん部長だ」と言うので、腹がよじれるくらい笑った。こち亀ネタには少々弱い。
確かに私とシラキは、「こち亀」の部長と両津の様である。「こらシラキ」と言わない日は無い。

誰も聞いてないのにナカイは「オレ、中川だ」と言っていた。

2005年5月20日金曜日

チャリ通

天気が良いので店まで自転車で来た。
20分程で着くので、さほど遠くはないのだが、安い自転車なので乗り心地が悪く、快適とは言い難い。
だが大吉の事を考えると、そんな贅沢は言ってられない。
彼はこの春から車を手放し、通勤の手段が自転車しかない。地下鉄やバス等の公共機関を使った方が、時間がかかってしまうという、やっかいな所に住んでいるのだ。距離的には私と同じ位だと思うが、彼の方が道中アップダウンが激しく、厳しい道のりである。
しかし、どんなに雨が降ろうが、風が吹こうが、自転車でやって来る。見上げた根性である。
それまでの大吉は、店から歩いて5分とかからない「クスリのツルハ」に買い物に行く時でさえも、わざわざ車で行っていた程のばか者であったというのに。

自転車を乗るようになってから、大吉はすっかり変わった。良い傾向だと思っていると「あれ、ノムラさん今日自転車で来たんですか?オレ車あったら絶対自転車でなんて来ないっすよ」と言い放ち、何も変わってないことが判明した。

2005年5月18日水曜日

ゲーハート・ナカイ


ナカイは肉が大好きである。骨付きの肉を彼に与えると、犬より綺麗に食べる。
私が「焼肉を食べたい」と言っていると、遠くに居ても聞きつけ「今日?今日?今日行く?」と、血まなこになって言ってくる。彼が「昨日は焼肉をいっぱい食べた」と言っていた時に、何ほど食べたのか聞いてみた所、相撲取りと一緒に行ったのかと思う程の量であった。私が言うのだからよっぽどである。
この異常な肉に対する執着心が、彼のハゲの進行を早めているのではないかと感じている。
毎日店に遊びに来るマーカスは、ナカイを見ると必ず「ハーイ、ゲーハート」と言う。
「ハゲと言うと、あまりにもストレートなので、せめてゲーハーにしろ」と言った所、それ以来、毎回言うようになってしまった。そしてその挨拶の後は、必ず二人で取っ組み合いのケンカをするという、お決まりのパターンである。
今度、マリコの歓迎会をやるのだが、日曜の夜という事もあり、やっている店が少ない為、私が「仕方ない、焼肉屋にするか」と言うと、ナカイ一人が飛び上がって喜び、皆に「焼肉だってさー」と言い回っていた。

しかしヤスが水面下で、何とか焼肉屋以外の店を探している事をナカイは知らない。

2005年5月17日火曜日

テニス部始動


ピアッツァテニス部、今期初の屋外練習をした。
ホームは石山にある公園のテニスコートである。あそこはいつ行っても大概誰も居ない。周りはフェンスに囲まれているのでボールが遠くへ行く心配もなく、素人には打って付けの場所なのである。
集合時間になっても誰も来ないので、おかしいと思っていると、ヤスから電話が来た。
「申し訳ございません、寝坊しました」との事であった。いつも思うのだが、ヤスは敬語の使い方がおかしい。何故私に「申し訳ございません」なのか。
「どうでもいいから早く来い」とだけ言って電話を切り、暇なのでハンバーガーを買ってきて食べた。ヤスのおかげで必要のない買い食いをしてしまった。
コマツはお客様からラケットを頂き、今期から初参加である。デブ故に上達は見込めないと思っていたが、意外にやるので驚いた。ボールを打つ時の格好が、志村けんの変なおじさんを彷彿させるが、まずまずである。

青空の下スポーツをするのは何と楽しい事か。これからがテニス部本格始動である。

2005年5月16日月曜日

Buon compleanno!


本日は社長の誕生日である。
本来ならば今日ではないのだが、誕生日当日はイチコさんの実家静岡に、初めて子供を連れていくらしいので、今日お祝いした。
最近はめっきり良きパパ振りが板につき、お風呂も毎日入れているというので、「面倒見が良くて、助かるんじゃないですか」と、イチコさんに言うと「泣いたらすぐあたしん所よ、そっからが大変だってのに」と、あっさりおっしゃっていた。母強し。

家族3人で初めての静岡、楽しんで来て下さい。

2005年5月15日日曜日

ありがとうございます


お客様から饅頭を頂いた。有名な店であるらしく「食べた事あると思うけど」と言われたが、店の者は誰一人知っている者はなく、食に携わる者として少々恥ずかしかった。
「大根まん」と「高菜まん」を頂いたのだが、生地がふかふかで物凄く美味しかった。食べた後に大吉が「これ大学の近くの店じゃないですか、知ってる知ってる」と言い出した。認めたくないが、私と大吉は同じ大学出身である。なので、その辺りの地理には詳しいのだ。

差し入れ、ありがとうございました。

2005年5月14日土曜日

メニュー

内臓系の肉が好きな為、メニューにも載せているのだが、「鶏レバーのマルサラ風味」これがびっくりするくらい出ない。
半年ちょっと載せているメニューだが、作った記憶は3回程である。今日久々に作って自分でも、「あ、これメニューに載ってたんだ」と、改めて思い出したほどである。
これほど出ないとなると問題なので、来月あたりには断腸の思いでメニューから外そうと思う。独断と偏見で入れたものであるし仕方あるまい。

代わりに「仔羊すね肉の煮込み」を入れる予定である。起死回生のメニューになる事を祈る。

2005年5月12日木曜日

ヤス


ヤスの髪は剛毛である。そして多い。ついでにお洒落心もあまり持ち合わせていない為、あやをつけたりする事もなく、髪が伸びてもただ頭が膨らんで行くだけであり、私は「世界初、直毛アフロ」とか「ハリガネロック」等と呼んでいた。
「今まで世界の美容師が、何度挑戦しても無理だった直毛アフロを、ヤスは自ら自分の頭で実践した」と、コマツに言ってやると、一生懸命笑いを堪えていた。やはりさすがに先輩のネタでは、公に笑えないらしい。
ヤスは来月結婚式が控えているので、さすがに自分でも危機感を持ったらしく、生まれて初めて美容室へ行くと言い出した。生まれて25年間、ドラゴンボールが壁に描かれている床屋にしか行ってなかった男の、一大決心である。
行く前日から「緊張する、緊張する」と言っていたのだが、当日もやはり緊張していたらしく、美容師の人に「肩の力抜いて下さい」と言われたらしい。しかし、全員女の子ばかりの美容室であったらしく「働いてる人、皆女性なんですよ」と、笑みをこぼしていた。

髪は前より100倍良くなったと思うので、今度はいつも履いてるつんつるてんのズボンも直し、お洒落心を少しでも磨いて欲しい。

2005年5月10日火曜日

散髪

私は髪を長くしている。そうでもしなければ、男か女か分からないので伸ばしているのだが、手入れをしないので最近は落武者の様になっていた。さすがに自分でも見るに見かねて、美容室へ行って来た。
「今日はどうなさいます?」と聞かれると、私は最近お気に入りのモデル「SHIHOみたいにして下さい」と、雑誌を見せながら恥ずかしげもなく言った。口で言っても上手く伝わらぬから、恥も外聞も捨て、言ってやったのである。
しかし出来上がったのは、「SHIHO」ではなく、「桃太郎」であった。落武者より多少ましにはなったが、これでは外をうかうか歩けぬ。

店でもナカイが桃太郎の歌を歌っていた。

2005年5月8日日曜日

お疲れ様


長かったゴールデンウィークが終わった。おかげ様で、たくさんのお客様に来店頂き、有難い限りであった。
新しくアルバイトに来てくれているマリコも頑張ってくれた。職場には一人くらい女の子が居た方が、華があって良いと思うが、久々の若い女の子に、どうも男連中が浮き足立っている。まっつんは、初日に生年月日を聞いていた。それを聞いて一体何をするつもりなのか。

とにもかくにも明日は久々の休みである。皆ゆっくり休んで、また火曜日から頑張ろう。

2005年5月7日土曜日

アイス


最近すっかりはまってるアイスがある。ハーゲンダッツのパルフェシリーズである。
中でも一番のお気に入りは「ベリーベリー」である。ベリー系のアイスやソルベが層になり、真ん中にココアクッキーが入っている。この色々な味をスプーンで一気にすくって食べ、味のハーモニーを楽しむのがこの上ない幸せである。最近出た、「ジャパニーズクラッシク」という、抹茶あずきも非常に旨い。
あまりの旨さに、ダメだと分かっていながら立て続けに2個食べてしまう時もある程だ。家の冷凍庫には常にこれが常備されている。
実家に居た頃にもよく、ハーゲンダッツがすきで食べていた。しかし、父も大のアイス好きである為、油断するとすぐ私のアイスを食べるのだ。
一度私が「勝手に食べるな」と怒ると、後日父は「ごめんね、新しいの買って置いてあるから」と言うので冷凍庫を見ると、「ガリガリ君」が入っていた。ハーゲンダッツとガリガリ君を同じだと思ってる人に食べられたかと思うと、やるせない気持ちになったものだ。

2005年5月6日金曜日

失態

今日、出勤してヤスと談笑していると、突然仕込みを始めていたはずのコマツが、上半身全裸で青ざめた顔で現れた。
「何やってんだブタ?」と言うと、トマトソースを全部ぶち撒かしたという。辺り一面、コックコートも全て真っ赤に染まり、慌てて脱いで現れたらしい。
あまりに無様な格好に笑いそうになったが、それでは示しがつかぬので小言を言っておいた。

「コマッチャン、今日コックコート替えたばっかだったじゃん・・・」とシラキにまで言われており、コマツは切ない顔をしていた。

2005年5月4日水曜日

まずいジュース

兄が沖縄に行くというのでデジカメを貸した所、今日土産を店に持って来た。
食べ物が主であったが、その中でも「もの凄くまずい」と言っていたジュースを真っ先に飲んでみた。
一口飲むと、婆さんの味がした。確認の為もう一口飲んでみた所、湿布の味であった。うちの婆さんはいつも湿布を貼っていたので、婆さんの味だと思ってしまった。要はまずい。
これ以上は飲む気がしないのでヤスにあげると、気に入って飲んでいた。こんな物作る人の気が知れぬと思っていたが、需要があるから供給があるわけで、ヤスの様に気に入る人もいるわけである。

まっつんも味見した所、「家に持って帰ってゆっくり飲みたい」と言っていた。
それは旨いという事であろうか。訳がわからぬ。

2005年5月2日月曜日

セコンドピアット


イタリア料理では、魚料理と肉料理を総称して「セコンドピアット」と言う。なので、オーダーを通したりする時にはよく「セコンドお願いします」と言う事がよくある。
そこで、最近大人しくしてたまっつんが沈黙を破る一言を発した。
「セカンドお願いします」
コマツの目を見てはっきり言ったらしい。「コマツがセカンドなら、まっつんどこ守るの」と尋ねると、無視された。近頃は、からかうと聞こえない振りをするのだが、そんな事で怯む私ではない。しつこく聞いてやった。

まっつんはこの日記をたまに読んでいるらしいので、これを見てまたむったりする事であろう。

2005年5月1日日曜日

カフェ

高校時代からの友人が、今日からカフェを始めた。
私の通っていた高校は毎年クラス変えがあるのだが、彼とは唯一3年間一緒であり、ついでに大学も一緒で、アルバイトも一緒にしていた。
がさつな私に対して彼はとても真面目で温厚である。
高校時代、皆で彼の家に遊びに行った時、私は勝手に彼の机の引き出しを開け、クラスの女子からのラブレターを発見し怒られた。つい最近も、嫁に前付き合っていた彼女の話を勝手にして怒られた。彼にとって私はトラブルメーカーである。
そんな彼が念願のカフェを始めた。先日、陣中見舞いに行って来たのだが、彼らしいお洒落な店で、嫁と二人で大奮闘していた。

スープカレーをメインにお酒等もあり、夜10時まで営業しているそうである。
南3条西23丁目「日々是好日」
近くに行った際には寄ってみて下さい。