2005年12月30日金曜日

ご挨拶

今年も終わりである。
1年を振り返ってみると、ただ食べて飲んで太っただけであった。ついでに、近くに居たコマツにも聞いてみた所、「くだらないミスを無くそうと頑張ってきましたが・・えっと・・」と、真面目な事を言い出したので、「つまんないからもういい」と、追い払うと、目を丸くしてどこかへ行った。

御来店下さったたくさんのお客様、日記を見て下さった方々、多方面でお世話になった方々に感謝。来年も何卒宜しくお願い致します。なお、新年は3日より営業しております。来年も変わらぬご愛顧を

2005年12月28日水曜日

歯痛

うっすら痛い歯を抱えながら過ごしていた所、ついに激痛が走った。
「歯が痛くて死にそうだ」と言っていると、コマツが「正露丸が歯痛に効くらしいですよ、自分は使った事ないですけど」と言うので、走って買いに行った。
あまりの痛さに悶絶し、買ったその場で正露丸を使用した。すると、激痛こそ治まったが、まだ予断を許さぬ状態である。
「正露丸で治るわけないよな」と、思いながら説明書を読んでみると、用法の所に「歯の痛み」と書いてあった。歯痛に正露丸というのは迷信かと思っていたが、公然の事実であったのだ。まったく知らなかった。
そうこうしてるうちに、歯痛がぴたっと止んだ。正露丸の力は偉大であった。
痛いのが治まったので、「歯医者に行きたくないなあ」と思ったが、いつまでも正露丸の世話になる訳にはいかないので、翌日朝一で歯医者に行き、また悶絶であった。

2005年12月25日日曜日

無念

有馬記念である。
これだけは毎年馬券を買っている。実際、馬券を買いに行っているのはヤスなのだが。
クリスマスイブのディナーが終わるまでは、落ち着いて予想する事ができない為、帰宅後、毎年恒例の「明石家サンタ」を見ながら考えた。
ディープインパクトで間違いないだろうと思ったが、結果2着。無念である。
ナカイと大吉が当てており、「ホール組の勝利です」と勝ち誇っていた。確かに厨房組は惨敗であった。厨房組は、いつも頼んでいる肉屋の社長と、クリーニング屋のおやじのアドバイスを真に受けたのが敗因だ。
少ない小遣いをやりくりして負けたヤスは、すっかり意気消沈してしまい、とても見ていられなかった。
残りの小遣いでは、確実に年を越せないであろう。最後にはコスモバルクの悪口まで言っていた。何とも哀れである。

クリスマスイブも有馬記念も終わった。今年もあと少しだ。

2005年12月22日木曜日

当選

家に帰ると宅急便の不在連絡票が入っていた。物は何かと思えば、「景品」と書いてあった。
「はて、景品とは何だ」と、しばし考え思い出した。「懸賞に応募したあれだ!」
大きな液晶テレビの懸賞に応募したのだ。送り主もそこからである。間違いない。
一気に興奮度が高まり、「生きてて良かった」「これが当たったなら有馬記念当たらなくても悔いはない」などと考えながら、再配達をお願いした。
翌日、その「景品」が届いた。それはダブルチャンスで当たった、ハンドソープ詰め合わせであった。「ぬか喜びさせやがって」と憤慨していたが、冷静に考えると、「大型の液晶テレビなら「液晶テレビ」って書いてあるよなあ」と、自分の愚かさを悔いた。

2005年12月20日火曜日

アイドル

私には、アイドル並みに崇拝している人がいる。
見た目はもちろんの事、中身も素敵であり、知り合いになれただけでも有難いくらいである。
誰に似てるかと言えば、デーブ・スペクターかライオネル・リッチーしか出てこないのだが、冗談ではなく本当に素敵なのだ。
そんなアイドルと、ひょんな事から飲みに行く事になった。舞い上がった私は、友人知人に自慢の連絡をしまくったり、念入りに化粧をしたりして、すっかり待ち合わせの時間に遅れてしまった。
アイドルはやはり素敵であり、「もういつ死んでもいい」と、友人にメールを送ると、「泉ピン子がビストロスマップで、キムタクにチューされて同じ事言ってた」と教えてくれた。

2005年12月18日日曜日

メリーアップルクリスマス


先週で無事終了した、ミュンヘンクリスマス市の打ち上げで、マーカスがピアッツァにてパーティーを開催した。マーカスの料理教室の生徒さんや、クリスマス市を支えた人達がたくさん来て、盛大に行われた。
ビンゴ大会があり、コマツが始終「やりたいやりたい」と言っていた。あまりのやりたさに、ビンゴ大会の最中、ホールに出てきてしまった様が写真の端に写っている。
噂によるとマーカスは、来年もクリスマス市をやるらしい。しかも、更にもう一つ店を出店すると言っていた。私が、「リンゴパンケーキ以外は手伝わないよ・・」と言うと、「大丈夫です」と言っていた。本当にそうなのか。今から来年が心配である。

2005年12月16日金曜日

舌っ足らず

コマツは舌が足りなく、何を喋っているのか分からない事が多い。
急に話しかけられ、「シャイニーカモン見ました?」と聞かれたので、新しい映画か何かと思い「シャイニーカモン?」と聞き返すと、「証人喚問」の間違いであった。
他にも、コマツがボジョレーヌーボーがどうのこうのと話しをしていたので、「ボジョレーヌーボーがどうした?」と聞くと、ラーメンの「五丈原」の間違いであった。
私が面白おかしく言っている訳ではなく、本当にそう聞こえるのである。コマツの舌が足りないのは、今始まった話ではないので、常に気を付けて聞いていてもこの有り様である。

「この口が、この口が」と言いながら、コマツは自分の口をグーで殴っていた。

2005年12月15日木曜日

一足早いクリスマス

一足早く、クリスマスをした。
コートドールに行ったのだが、あそこはいつ行っても気後れしてしまう。何となく小さい声になり喋っていると、「普通に話して頂いて結構ですよ」と言われてしまった。完全に雰囲気に圧倒されてしまっている。
しかしたまにはこういうのが良い。大変楽しませて頂き、満足のクリスマスであった。
すっかり気分が良くなり、そのままススキノへ繰り出し、高揚している私は、「静かに出来るなら連れてってやる」と言われ、初めてシガーバーなる所へ行き、これまた楽しかった。
一緒に行った友人に「ノムリン、葉巻とバーボンが似合うわー」と言われ、複雑な気分であったが。

2005年12月13日火曜日

初滑り

シラキが新しいボードの板を購入してしまい、「どうしても滑りに行き、そしてその板を自慢したい」と言うので、今季初滑りに行ってきた。
前日にかなり雪が降ったおかげで、スキー場は素晴らしいコンディションであった。
最初は2人で一緒に滑っていたが、シラキのボードの腕はなかなかのもので、私が及ぶ様なレベルではない為、途中から個々に滑る事にした。
昼時に待ち合わせをし、再会した時には、お互い雪まみれであった。互いの厳しい自主トレが垣間見れる。
飯を食っている間、シラキは外に立てかけてある自分のボードを眺めつつ「超かっけー」と連呼していた。ついでに「盗まれては困る」と、盗難防止の鍵まで購入しており、新しい板に対する溺愛ぶりが伺われた。
「今日は空いてるし、鍵かけなくても盗まれないよ、しかもボードが見える場所で飯食ってんだから」と私が言うと、シラキは「そっすよね」と言いながらも、目線の先はボードを見ていた。
後半は天気にも恵まれ、最高のボード日和であった。「やはりボードは楽しい、来週も行こう」と、シラキを誘うと断れた。今日付き合ってやったのにこれである。

2005年12月11日日曜日

おにぎり


いつも函館から来てくださるお客様から、筋子を頂いた。
見ただけで分かる程、美味しそうなその筋子、賄いでおにぎりにして食べる事にした。
すると、おにぎりの形の話しになり、「丸い」だの「三角だ」だのと言っており、私も久々にかつて母が作っていたおにぎりを思い出してみたが、形の方はさっぱり思い出せず、「お世辞にも旨いおにぎりではなかった」という事を思い出した。
母は米を炊く時に水を入れ過ぎるのだ。うちの御飯はいつも餅寸前の状態である。夜に米を研ぎ、朝に炊いていたので、私は母が寝た隙にこっそり水の量を減らした事があるが、朝見るといつもの状態であった。おかしいと思っていると、どうやら母は朝もまた水を変えて炊いているらしい。まったく無意味な抵抗であった。
そんな御飯をおにぎりなどにしようものなら大変である。しかもヘルシー志向の母は、塩をほとんどつけない為、あまりのまずさに一度文句を言った事があるが、「そしたら自分で作れ」と言われ、あっさり怯んだ。学生時代の私は、自分で飯など作る事は皆無であったのだ。
母は今も変わらず餅の様な御飯を日々炊いている。年を取ったし消化に良いから調度いい。

2005年12月8日木曜日

お気に入りのスニーカー


このキラキラしているスニーカーは、私のお気に入りの一足である。店頭で即座に気に入り購入した。
早速店に履いてきたのだが、誰も何も言ってくれない。仕方ないので自ら切り出し、「ちょっと見て」と言うと、「光ってますね」とだけ言われた。
もっと「かっこいい」とか「同じのが欲しい」とかいう声が上がるかと思いきや、さっぱりである。
「あいつらにはこのハイセンスが分からないのだ」と思い、今度はマーカスに言ってみると「それ買った?へえ」と言われた。
おかしい。皆と同じ反応である。もしや私のセンスの方がおかしいのか。ヤスをダサいと馬鹿にしていたのもここまでなのか。
そんな時、シラキのせいで買ったCD、「青春アミーゴ」の歌詞カードを見ていると、修二と彰が同じスニーカーを履いていた。
やはり私は間違っていなかった。トップアイドルはこの靴を選んだのだ。

「修二と彰がこの靴履いてた」と、言ってみても、皆の反応は前と同じだった。

2005年12月7日水曜日

ウコンの力

酒を飲む前にウコンを飲むと、次の日に酒が残らなくて良い。
以前、社長が沖縄土産に買ってきてくれた「ウコンのお茶」を飲んだ後に飲みに行った。するとどうだろう、浴びる程飲んだはずであったのに、次の日は実に爽やかに起きれたのだ。
先日行われたピアッツァの大忘年会の前にも、私はコンビニで「ウコンの力」を買い、店先で一気飲みして忘年会に挑んだ。
皆に「ウコンを飲んできたか」と尋ねた所、大半の者が飲んできていなかった。「これはいかん」と思い、2次会に移動する際、薬局に寄り「ウコンの力」を買い込み皆に与えた。
するとナカイが、「飲んでない」と言い出したので、「ちょっと待ってろ」と、私は次に目に付いた薬局に飛び込んだ。見当たらなかったので、「ウコンの力ありますか」と店員さんに尋ねると、「うちにはありません」と言われた。
あの様なヒット商品を置かないなんて、商売をやる気があるのかと思い、外に出て「なかったわ」と言うと、「そりゃここにはないわ」と、皆に口を揃えて言われた。そこは、赤ひげ薬局であったのだ。
赤ひげ薬局は別の分野専門の薬局である。ウコンの力ではなく、マムシドリンクが主であろう。とんだ所に飛び込んでしまった。
「ナカイは酒強いからいらないな・・」と、お茶を濁し、二次会の怒涛のカラオケ大会に移動した。
翌日、やはりすっきりと起きれた。当たり前である、私だけ夕方からの出勤であったのだ。

2005年12月5日月曜日

カラオケ

明日はピアッツァの大忘年会である。
宴会男のシラキは既に張り切り、私はシラキから2次会のカラオケで歌う曲の練習を命じられた。いつも二人で流行りの曲を歌うのだ。
今回は、修二と彰の「青春アミーゴ」と、クリスタルケイとケミストリーの曲を指定された。
ちょっと前の私であれば、宴会で使えそうな歌は、いつ何があるか分からないので、言われなくても練習していたが、最近は年と共に億劫になってしまい、CDを借りに行く事も少なくなった。
しかし、シラキから指定が入ったので、重い腰を上げてレンタルに行った。すると、「青春アミーゴ」だけが、全部レンタル中で無いのだ。さすが今年唯一のミリオンである。
少々時間を潰して、カウンターで「青春アミーゴ」が返却されたかどうか聞いてみても無かった。
どうすべきか迷った。他の店に行くか、はたまたもう少し待ってみるか。悩んだ挙句、私はレンタルではなくCDを購入した。
あんなに楽しみにして、振り付けまで練習してるシラキをがっかりさせる訳にはいかない。私も振り付けの方は、友人宅でテレビを見ながら覚えたので、そこそこ行けると思うし、歌だけとんちんかんな訳には行かないのだ。

カラオケの前に、飲み過ぎてくたばってない事を祈る。

2005年12月4日日曜日

読み上げ機能

ドコモの携帯には、メール読み上げ機能とかいうものが付いているらしい。まったく知らなかった。
コマツがいきなりそんな話しを始めたので、是非聞かせてもらいたいと思い、さっそく聞かせてもらう事にした。
大吉が、「彼女からのメール聞かせてよおー」と、言ったが「突っ込みたくもなくなる様な内容だったら腹立つからダメだ」と却下し、「さっきあたしが送ったメールにしてみ」と、休み時間にコマツを食べ物調達に買物に行かせ、なかなか帰って来ないので痺れをきらし、「おせー」と、入れたメールを聞かせてもらう事にした。
しかし「おせー」だけでは、短くてあまりよく聞き取れなかった。「ちょっと待て、今良いの送るから」と、私はコマツに新たにメールを送った。
するとコマツの携帯から「うんこちんちん」と流れた。良い出来栄えであったので、「ナカイにも聞かせてやれ」と、ナカイにも聞かせると爆笑して、「ノム、うんこちんちん好きだよなあ」と言われた。そうである、私は何かにつけて、皆にこのフレーズを送信している。往年のドリフねたが大好きなのだ。

自分の携帯にこの機能がついてないのが残念でしかたない。

2005年12月2日金曜日

ハゲ

先日、ナカイの髪を触った所「引っ張るな」と言われた。「引っ張ってないよ、触っただけだ」と言うと、彼の髪を触るという事は、引っ張るに等しいという事であった。ハゲは本当に髪にうるさい。
ナカイは今日、髪を切ってくると言っていた。潔く坊主にしてくると良いのだが。