2006年1月28日土曜日

職業体験


最近の中学校では、「職業体験学習」なるものがあるらしく、1年に1回ピアッツァにも、近所の中学生が2~3人職業体験に来る。
大体ピアッツァでは、営業前に掃除やテーブルセットを手伝ってもらうのが主な体験である。その日にふらっと東急ストアに行ったりすると、他の職業体験の中学生が、ジャージ姿で品出しをしていたりするので結構うける。
しかし先日、「どうしても厨房の仕事をしたいという子がいる」と、先生に言われたので、「どうぞどうぞ」と受け入れた所、可愛い男の子がやって来た。
小学生と言っても通じそうなくらいの彼だが、いつもやって来る調理専門学校の学生より、やる気も元気も人一倍あった。
私は痛く感動し、仕事が終わった後に賄いをたくさん作ってあげた。すると、「お母さんが作ったお弁当があります」と言われてしまったので、「弁当はおばさんが食べるから、お母さんに言うんでないよ」と言い、無理矢理食べさせた。
後日、彼からレポートが送られてきた。「皆さんのお陰で、目標を見つける事が出来ました」と書いてあり、また感動してしまった。

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